電子印鑑ってなに？

電子印鑑ってひとことに言っても、実はいろいろな考え方のものがあるんです。

• レベル１：印影が貼り付けられる
  まずわかりやすいのが、印影を作ってパソコンの文書に貼り付けられますよー。 というソフトウェアです。これは電子印鑑「スタンプ・ポン」が有名ですね。
• レベル２：貼り付く印影が管理できる
  そしてその印影が管理できますというソフトウェアがあります。とりあえずパスワードがないと 押せないというレベルのものから、捺印情報をネットワークで管理できるものまで、 いろいろなものがあります。たとえば「とろろこんぶ電子印鑑」 「電子印鑑スタンプパッド」「パソコン決裁」などがそれです。
• レベル３：印影管理も含めた実物の電子印鑑
  さて最後は、捺印の管理に実物を使うというものです。実物の印鑑ですからその実物としての 印鑑価値がありますし、それが電子的にも管理できるのです。 現在製品化されているものとしては（私が調べた範囲ですが）、画面に押すタイプの 「北部通信工業：押すみつき」とタブレット上に押すタイプの「シヤチハタ：パソコン決裁 inpplet」の２種類があります。

パソコン決裁inpplet

実は私は、シヤチハタ電子印鑑「パソコン決裁inpplet」を扱っているＳＩ会社に 勤めています。手前味噌になってしまいますが、ベースがシヤチハタだけあって、 １次２次まであわせると、扱っているソリューションプロバイダーは一番多いと思います （一度、「電子印鑑」でWeb検索かけてみてください。おそらく半分ほどがこの関係です）。 Webシステム、PKI連携、自治体での運用・・・なんか、いろいろあります。

で、まあ巨大なソリューションは大手のＳＩさんにおまかせするとことにして、 それより、もっと簡単に使えるソフトウェアを作ってみたいなーと思い、 このページを作ってみました。

さて最初に公開を予定しているのは、StampPass（電子印鑑による パスワード入力）です。もうすこし・・・お待ちください。